2023年1月、日本を大寒波が襲いました。
僕の住んでいる岐阜も-4℃まで気温が下がり、人間にも植物にも過酷な時期でした。
屋外越冬のアガベ達は軒下に移動させ、寒冷紗と不織布で保温をしていましたが、それでも冷害を受けた株がいくつかあります。この記事では冷害を受けた寒さに弱いアガベを6品種、ランク付けして紹介します。
第6位 アガベ・王妃雷神錦
白中斑と覆輪斑の2種類をプランター栽培しているのですが、サイズの小さな覆輪斑が一番目立つダメージを受けていました。(画像右下)夏終わりごろに発根して植え付けた株なので、根も貧弱。外葉は柔らかくなってしまっているけど、中心あたりの葉は無傷。
第5位 アガベ・怒雷神錦
7月にベアルートで購入。根出しして屋外管理していた株。発根してから根と葉の展開が早く絶好調だったけど、無傷とはいかなかったようです。成長点付近の新葉が白くなっています。
第3位 マンガべ
アガベでは無いんですけど、ハイブリッドということで入れました。
屋外組3品種いるんですが、どの株も冷害受けました。
マンガべ・パープルピープルイーター
染みのようなダメージ。ホームセンターで購入し、保水性高そうな土のまま植え替えずに冬を迎えたのが余計に駄目だったのかも。
札によると耐寒性は-4℃。
マンガべ・ラベンダーレディー
こちらも同様、植え替えずに冬を迎えさせてしまい葉の先端にダメージ。
耐寒性-10℃・・・。嘘でしょ?
第2位 アガベ・インプレッサ
近所の園芸店で購入し、買った状態のまま冬を迎えさせたインプレッサ。成長記録見てもらえばわかりますが、購入時すでに胴切りしないといけないような乱れた姿でした。土もちょっと保水性高そうな土なんですよね・・・・。成長点は元気です。
[成長記録]アガベ・インプレッサ
子株は2株とも避難済み。
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第1位 アガベ・マクロアカンサ
致命傷。成長点の葉も柔らかくなり、たぶん助からない・・・。月に1回だけ水やりしたんですが、そのときに土が乾ききらずに凍っちゃったのかなあ。ダメ元で成長点潰してみるつもりです。
もう一株のほうは多少の被害は受けてますが、軽傷で済んだ。
【まとめ】
- ポタトラム・イシスメンシス系はだいたい耐寒性激弱
- 札に書いてある耐寒性は鵜呑みにしないように
- マクロアカンサも想像以上に耐寒性が無い
- 水で濡らした株は乾くまで室内で管理したほうが良い
- 園芸店で買ったばかりの株は水はけ悪そうなら冬までに植え替える
- 雪や霜を被らなくても耐寒性の弱いアガベは死ぬ可能性がる